韓国・板門店ツアー~夏休みの宿題編~
2008 年 8 月 14 日 — ayami
みなさま、お久しぶりです!
もしやお忘れの方もいらっしゃる…と寂しいのですが(><;)
というわけで
夏休み!!
ですねー◎
ちょうど今日はお盆休みの最中ですが、みなさまいかがお過ごしですか?
今回は夏休みの宿題編ということでお送りしたいと思います!
旅行、ではなく勉強を目的とした研修旅行です。
往復ともフェリーの旅に始まり、日程が詰まっていて体力的になかなかハードな
ものでしたが、とてもいい勉強になりました。
韓国の大学生たちと、お互いにとって外国語である英語を使っての
交流は、これからの日韓の関係を意識する貴重な機会でしたし、
彼らがわたしたちをもてなしてくれた温かい気持ちに、心が打たれました◎
実はそうじゃないって、ご存知でしたか?
実際には、お互い警備のしやすい地形に沿ったラインで分断されていて、
それをMDL(Military Demarcation Line)軍事境界線と呼びます。
そのラインから南北にそれぞれ2㎞の範囲が、非武装地帯と呼ばれているエリアです。
その軍事境界線のちょうど真ん中にあるのが、軍事停戦委員会本会議場です。
この中で、北朝鮮と国連との会議が行われるんです。
あ、非武装地帯の統括は韓国ではなく、国連がしているんですね。
さて、ここまではとりあえずの予備知識でした。
この板門店のツアーは、外国人ならホテルなどから簡単に申し込むことが出来るのですが、
韓国国籍の人はなかなか行けないのだそうです。
そして非武装地帯へのゲートをくぐる前に、パスポート審査や服装の検査があります。
バスの中に軍服を着た兵士が乗ってきて、厳しい目でチェックしていきました。
そこから先の軍事境界線までの道の両脇には、今でも約70万個もの
地雷が埋まったままだそうです。
境界線が近くなってから、もう一度パスポートの審査があります。
それを終えてからバスを降りると、もう目の前は北朝鮮です。
まずは展望台の上から北を見ます。
400mくらいでしょうか離れていますが、茶色の軍服を着た北朝鮮の兵士が
見えました。
非武装地帯のエリア内では、定められた場所以外で写真を撮るのは
もちろん、手を振ったり人や物を指差すことも固く禁じられています。
他の事は少し意識をすれば守れますが、指差すことはいつも無意識に
やっていることなので、ついやってしまうという方もいらっしゃいました。
でも、指差しが一番危険なのだそうです。
指をさしてみてください、遠くから見たら何に似ていると思いますか?
正解は銃です。
禁止されていることをして、攻撃されても誰も責任を取ってはくれないんです。
非武装地帯に入る前に、誓約書にサインをしました。
書かれていたことをまとめるなら、命の保障はしません、と。
バスを降りてからはずっと二列の隊列で動きます。
次はいよいよ、本会議場です。そこまでは約50m歩きますが、これほど
緊張して歩くこともないだろうというくらい緊張します。
それは、国連の兵士が本会議場から北に向かって警備にあたっているからです。
警備といっても、歩き回るのではなく立ったまま微動だにしません。
人形ではないかと思うくらいですが、彼らの手は一番早く銃が
抜ける位置にあります。そして、みんな黒いサングラスをしています。
目の動きで、行動を読まれないようにするためだそうです。
通っているマイクのラインが境界線にあたります。
建物の中ならば、自由に動いてもいいので北朝鮮に入ることが出来ます。
日常に感じる緊張とは次元の違う、万が一の自分の命に対する恐怖だったと思います。
そして、今も無理やり分けられたまま一目見ることも叶わない家族の方たちが
いらっしゃるということを、悲しく思いました。
ある一瞬で何十年も離れて暮らさなければならなくなった朝鮮半島の人々の
歴史を、一番近い国のわたしたちはどう受け止め、考えていけば良いのでしょうか。

















